本文へ移動

大学編入志望理由書の書き方

「志願理由書」といわれても、実際には、どの程度のものが書かれ、どのように評価されているのか具体的なイメージはしにくいだろう。
そこで、一つの例を見せながら、自分なりに評価してみて、採点者の評価と、どう違っているかチェックしてみよう。
尚、詳しくは「大学編入・大学院、志望理由書・面接対策」野林靖夫著  オクムラ書店 を読んで下さい。志望理由書の書き方パターンから実際例、面接実況など入試に求められるすべてがある。
 
 

経済学部志望者の志望理由書例

  ①私は、社会人として約7年間、証券会社に勤務してきた。仕事を通じて経済理論を理解できないところが多く、基礎から経済を学び、特に関心を持っている環境問題を中心とした学習をしたいと考えている。これらのことを実現するために貴学経済学部へ入学したいと考えている。
  ②ここで今、私が貴学で学びたちと考えるテーマを述べる。現在、車、工場などの使用頻度が多く、CO2などの排出によって環境を汚染している。これに対する対抗策として北欧並に環境税である炭素税を課すことで有る程度のCO2の現象、環境税収を見込むことができると考える。さらに、このようにして徴収した環境税を環境インフラなどに投資すれば、公共投資政策としての機能を果たし、ひいては失業者の解消にもつながるのではないかと考える。反面、原油価格上昇は石油、自動車関連産業、その他の産業にも波及して、売り上げ減少、企業業績の悪化、物価上昇、他の生活関連消費の需要減少によって景気停滞をもたらすのではないかとも考える。この二つのジレンマの解決を器楽経済学部で基礎理論から初めて学んでいきたいと考えている。また、貴学の場合、社会人学生を積極的に募集されているので、社会人学生との情報交換との場として実務と学科を融合していきたい。
  ③貴学志望理由は、国際環境コースを設定されているので、その中で幅広く学べるからである。具体的には、環境経済と経済コストを環境経済学で、一般経済の展開を公共経済学で学びたい。
  ④卒業後は貴学で培った専門知識をもって環境開発にかかわる総合研究所で働きたいと考えている。
 

入試採点者はココを見る!!

  まず、チェックされるのは、なぜ大学に行こうとするか、という点。 それが、具体的に採点者に伝わる様に書かれているかという点が、まず第一だ。 大学院とは異なり大学の場合、無理に専門知識を披露するより、学びたいという熱意を伝えることに主眼をおいた方がよいだろう。 左の志願理由書は、より具体的な内容を盛り込めばさらに熱意が伝わっただろう。

①入学動機を一言でわかりやすく書く。

  書き出しの部分では社会人として大学に入学する動機を書く。この受験生の場合、証券会社に7年間勤務していたが、仕事上で経済理論がよくわからないので、基礎から学び、経済の視点から環境問題を考えていきたいと動機を述べている。この点は、まずクリアーだろう。

②何を学びたいか、なぜこの大学を選んだかアピール

   次の部分では、現在抱いている問題意識を述べ、何が学びたいか、なぜこの大学を受験するのかをはっきりアピールしなければならない。この例では、環境問題を環境税の面からアプローチし、環境税の課税と景気の動向を考えていこうとしている。問題意識ははっきりしており、学習の内容も具体的に書けている。欲を言えば、なぜこの大学でなければならないのかを明確に示しておいた方がよかった。ゼミの研究テーマと担当教官、著作などを挙げるのもひとつの方法であろう。

③具体的な学習プランを書く

  次の部分は、前段落と重複する部分と入学後具体的にこういういった科目を学習するといった計画を書いている。この例の場合、環境経済学と公共経済学など具体的な履修希望科目が書かれている。志望する大学のカリキュラムはパンフレットやオープンキャンパスなどで調べておく必要がある。

④卒業後の抱負を示す

  締めくくりとしては、卒業後の抱負を書いておくとよい。この例では、大学院進学の希望を述べているが、できればそれ以外に、具体性をもった将来の進路を考えておけばよい。

⑤具体例

進研アカデミーグラデュエート大学部が具体例と評価例を作成してます。
参照ください
※無断転載禁止。
社会学の具体例
志望理由所の書き方と留意点
進研アカデミー 
グラデュエート大学部
〒214-0014
神奈川県川崎市多摩区登戸
2777-2 N100ビル201

 
TOPへ戻る